登戸こども&おとな歯科は皆様に健康美をお届けします

目標

  • むし歯のない健康な口腔を持つ子どもたちの割合を川崎一にすること
  • 5歳児におけるむし歯率10%以下を実現すること
  • 12歳児におけるむし歯率10%以下を実現すること
  • 成人したらきれいな歯列と白い歯で毎日生活できること
  • 高齢者になっても自分の歯で食事をできること

予防歯科には欠かせないだ液検査

だ液検査について

だ液検査について

お口の中のコンディションがだ液検査でわかります

治療やメインテナンスは歯科医院の役割ですが、治療後の歯とお口の健康を守っていくためには、患者さん自身のセルフケアが欠かせません。

当院では一人ひとりのお口のコンディションに合わせて、普段の食事習慣やオーラルケアに関するアドバイスを行っています。私たちと一緒に「歯とお口の健康」を考えていきましょう。

だ液検査について
だ液検査について

だ液検査について

だ液検査でお口の状態がわかる!

だ液検査について

1.むし歯菌
むし歯が多いと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすく、歯の健康を損なうことが知られています。
2.酸性度
だ液の酸性度が高いと、口腔環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことがしられています。
3.緩衝能(かんしょうのう)
だ液には、むし歯菌や食物由来の酸を中和する機能(緩衝能)がありますが、その働きが弱いと、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。
4.白血球
歯と歯ぐきの間で細菌や異物が増加すると、生体の防御作用によりだ液中の白血球が増加することが知られています。
5.タンパク質
口腔内細菌や、歯と歯ぐきの間にあるバイオフィルム(プラーク)の影響により、だ液中のタンパク質が多くなることが知られています。
6.アンモニア
口腔内の細菌総数が多いと、だ液中のアンモニアが多くなることが知られており、口臭等の原因になるといわれています。

※だ液に含まれるさまざまな成分はお口の健康状態を反映していますが、その測定結果によって直ちに病気の有無等が診断できるものではありません。

「ライオン株式会社 だ液検査資料引用」

料金

だ液検査 2,000円(税別)

だ液のはたらき

だ液はただの水ではなく、むし歯や歯周病を予防する上で必要不可欠な成分が含まれています。以下に、予防歯科に関するだ液のはたらきの一部をご紹介いたします。

1.口腔内を清潔に保つ

だ液には、口の中を洗い流すはたらきがあります。ですから、だ液の分泌量が少なくなってしまうと、口の中が汚れやすくなり、むし歯や歯周病になったり、口臭が出たりしやすくなります。

2.口腔内のpHを一定に保つ

だ液には口の中のpHを中性に保とうとするはたらきがあります。飲食後は特に口の中が酸性に傾きます。この酸性の状態が長く続くと、歯が溶けてむし歯になりやすくなりますが、だ液のはたらきによって、口の中を中性に戻すことで、歯が溶けてむし歯になるのを防ぎます。ですから、中性に戻そうとするはたらきが弱いだ液を持った人はむし歯になるリスクが高くなります。

3.酸によって溶けた歯を修復します

むし歯菌が出した酸によって歯の表面のカルシウムやミネラルが溶け出し(脱灰)ますが、だ液にはカルシウムやミネラルを歯に補充し、修復するはたらきがあります。これを再石灰化作用といいます。

規則正しい食生活

食事をコントロールしてむし歯予防

食事の回数が多いと、口腔内が酸性に傾き歯を溶かしていきます。これを脱灰といいむし歯の原因につながります。

ステファン曲線

  1. 決まった時間に規則正しく食事をとり、できるだけ間食をしない。
  2. ダラダラと長時間食べず、短時間で済ませる。
  3. 就寝中は唾液の量が少なくなるので、寝る前は何も食べないようにする。
  4. 歯磨きは食事後30分以内に行う。

定期的な健診がむし歯・歯周病を予防します

毎日の歯磨きがむし歯を予防する最良の手段ですが、全ての人が完全な歯磨きができるわけではありません。
磨き残しがどうしてもでき、そこからむし歯になることもあります。また、毎日の歯磨きだけでは歯周病を防ぐことができません。
歯周病予防には医院での歯石除去が有効です。

来院されるペースは患者さんによって違いますが、3~4か月に1回が目安になります。
毎日の歯磨きと医院での定期的な健診により、生涯ご自分の歯を保つ事が可能になります。

むし歯予防

カリオロジーでむし歯予防

カリオロジーとは、むし歯の実体をきちんと把握してコントロールするという学問です。
カリオロジーの中では、しっかりした予防を行い、治療においても、むし歯ができた場合削る量を最小限におさえ、再石灰化をうながします。
削る量を最小限におさえると、キーンとしたイヤな歯を削るドリルもほとんど使わなくて済みます。

原因から考える

むし歯には主に3つの原因があるといわれます。

この3つの重なりがむし歯を引き起こします。
カリオロジーは、むし歯の原因1つ1つをときほぐし、個人個人がどのような状況にあるか、というところから、予防への道しるべを作っていきます。
お口の中の細菌について、ご自分の歯の強さについて、食習慣について、見直すことから始めるのがカリオロジーです。
当歯科医院では、患者さんにあわせて予防を考えていきます。

歯周病予防

スケーリング・ルートプレーニングで歯周病予防

歯周病の原因は、むし歯と同じく歯の表面に付着したバイオフィルムの中で繁殖する細菌です。バイオフィルムは唾液中の栄養と結びついて石のように固い物質になります。これが歯石です。歯石の表面の凹凸に細菌が付着しやすく、歯ブラシの先が届かない凹凸の中で繁殖した細菌が歯周病の原因になります。

そのため、バイオフィルムを破壊するだけではなく歯石の中の細菌も除去しなければ、歯周病の進行を止めることができません。

歯周病の原因となるバイオフィルムが増殖している場所は、歯と歯肉の間の歯周ポケットの中ですから、患者さんが歯ブラシしただけでは除去することはできません。

そのため歯周ポケットの中でバイオフィルムが歯石となって歯の根に付着するのです。

歯石となったバイオフィルムは強固に歯に付着しているため、スケーラーという専用の器具を使用して取り除くスケーリングをした後、歯の表面をツルツルに滑らかにしてバイオフィルムが付きにくくするルートプレーニングをおこなうことによって歯周病の進行のリスクを軽減することができます。

歯を削らない

予防歯科は、むし歯治療とは違います。
1番の違いは「歯を削らない」ことを目標にしているということ。

歯医者さんで歯を削られるのが大好き!という方は、おそらくいないでしょう。
だからこそ「削らない治療」を求めて歯医者さんをお探しの方が多いのです。

治療の方法でも、できるだけ削らない技術はたくさんありますが、「削らない治療」の極みは、「むし歯や歯周病にならない」こと。
『そんなのわかってる』という声が今にも聞こえてきそうですね。

予防歯科

たしかに、それが1番良く、しかし1番難しい方法に感じてしまうかもしれません。
定期健診が大事なのはわかっているけど、歯医者さんのあの音が・・・あの匂いが・・・そもそも歯医者さんの雰囲気が嫌いという方は、とても多いです。

しかし、登戸こども&おとな歯科では、“簡単に”“楽しく”“美しく”予防をできる方がお子様からご年配の方までたくさん増えてくれればいいな、と思い予防に力を入れています。
きっと歯医者さんに行く事を、美容院やスポーツクラブ、エステへ行くことと同じように楽しむ方が増えてくれると思います。

お口の中を知る

予防歯科と聞いて、1番最初に何を思いつくでしょうか「歯みがき」「クリーニング」大正解です。

しかし、なぜあなたのお口の中でむし歯ができてしまったのでしょうかなぜあなたのお口の中で歯周病が進んでしまったのでしょうかお口の中のむし歯菌、歯周病菌たちがプラーク(食べかす)やバイオフィルム(細菌の膜)、歯石を作り繁殖し、病気を引き起すのからです。
その他にも、お口の中の環境がどうなっているのか、ストレス、お薬によっても、むし歯や歯周病になる理由は変わってきます。
むし歯や歯周病になる原因は、人それぞれ違うことがスタートです。

「歯磨きしていてもむし歯になった」「歯磨きしなくてもむし歯にならい」よくこんな会話を聞くことがあります。

どうやら歯磨きだけがむし歯の原因ではなさそうですね。
本当の原因は、むし歯菌と歯周病菌が原因なのです。
実は歯が悪くなる原因は、菌だったのです。
いくら歯磨きしても歯ブラシでは菌は取れませんよね。

ではなぜむし歯と歯周病予防に歯ブラシなのでしょうか。
その疑問を解決するところが「こども&おとな歯科」なのです。

きっと、むし歯や歯周病について詳しくり、そのうえキレイに健康的、そして若々しくなれます。
そのために予防を中心にした、こども&おとな歯科の予防プログラムが必要なのです。

本当のむし歯予防。
「歯ブラシ以外のちょっとしたこと!」です。

皆さん一緒にやってみませんか。

PMTCについて

むし歯予防で歯医者さんができる1番の方法がPMTCであると最近では言われるようになりました。
それほどこの予防方法が、効果的だということの証明です。

PMTCはバイオフィルムを落とすことが出来る、唯一のクリーニング方法です。
バイオフィルムは、本来ばらばらに生きているはずの菌たちが、手を取り合い、強い膜となって生活しているものです。
ものすごく頑固で、歯みがきはもちろん、歯石除去の時でも確実には落とすことができないのです。

PMTCはそんな頑固な菌の塊を気持ちよく落とすことができます。
むし歯と歯周病の予防になり、歯の色も本来の色に戻してくれます。

PMTCは痛くないだけでなく、「気持ち良い」クリーニングなのです!その秘密の1つめは「使用する器具」です。
PMTCで使用する器具はほとんどがゴム製か樹脂できたブラシです。
歯の間、表面、噛み合わせの面も、ゴムのチップと樹脂ブラシで丁寧に落としていきます。

PMTCはまず歯の汚れを染め出すところから始めます。
この時一緒に鏡を見て頂くことで、ご自分の歯ブラシの得意なところ、苦手なところがわかるようになります。
チップとブラシで汚れを丁寧に落としていきます。
振動はありますが、金属の「キーン」といった響く音はないので、音が苦手な方にもお勧めできるクリーニングです。
歯の表面、咬み合わせ部分、歯と歯の間までしっかり磨いたら、歯茎のポケットも洗います。

PMTCは、むし歯や歯周病の治療が終了した方、お口の中に大きな問題のない方にお勧めしています。
歯肉炎などによる歯茎の腫れも、ある程度改善を行ってからのほうが効果的です。

こども&おとな歯科では、むし歯などの治療が終了した方と矯正治療をしている方には、1年間に平均3回のクリーニングとPMTCをお勧めしています。

小児

「むし歯を見つけて治す」から「むし歯をなくし、きれいな歯並びの実現」を目標にしています。

登戸こども&おとな歯科では、こども達から自ら体を管理し、健康を守り育てることができるようサポートして、生涯を通じて健康なお口で過ごしていただくことを第一に考えています。
大切なのは、むし歯や歯周病などの病気を未然に予防し、治療してもその後再発させないことです。
そのための最初の重要なステップが、健康な永久歯列の完成。

私たちはお子さんの健康な永久歯列を守り育てるために積極的にサポートしていきます。

登戸こども&おとな歯科では、日本のむし歯予防の3大原則「砂糖制限」「食後のハミガキ」「早期発見即時治療」を見つめ直し、「むし歯は控えめに処置して環境改善、メインテナンスで定期管理」を実行しています。
とくに乳歯の生え始めから永久歯列が完成するまでは、成長に伴う変化の大きい時期なので、変化に合わせたメインテナンスが欠かせません。
「メインテナンス」とは、歯科医院での専門的ケアをおこない、健康な状態を確実に維持していくことです。
この手法はむし歯予防先進国スウェーデンでうまれ、カリオロジーというむし歯予防学として確立されており、その医療効果が実証されています。
当院における臨床の結果でも、定期メインテナンスをしている方のむし歯再発率、喪失歯数は、不定期に来院される方より圧倒的に少なくなっています。

むし歯はその原因も予防法も分かっている病気です。

ただし、むし歯ができる条件は個人によって異なるため、むし歯に対するかかりやすさやリスクを知り、個人にあった効果的な予防法を作成し対応する必要があります。

登戸こども&おとな歯科では、お子様自身が健康に詳しくなるよう、1年に平均3回のメインテナンスで、ていねいに原因をとりのぞきます。
こうした定期予防歯科医療は、日本で取り組んでいる医院は残念ながら多くありません。

ところが欧米の歯科先進国では、お口の情報について十分な説明を受けてメインテナンスを続けることは、歯科医療の常識になっています。
お子様のお口の健康管理について、こども&おとな歯科に安心してお任せください。
そして、気になること、わからないことは、納得がいくまでお聞きください。
そこから、予防歯科がはじまります。

一生の財産である健康な永久歯列を完成させるのは、親から子への最高のプレゼントです。

これからは治療(キュアー)ではなく予防(ケアー)の時代です

これからは予防歯科

当歯科医院では、むし歯・歯周病にならない歯の健康管理を重視しています。
むし歯になって治療することを繰り返すのは、患者さん自身の将来を真剣に考えると、あまりよいことではありません。
欧米では定期的に歯をケアーすることが、すでに日常的になっています。
当院では下記のプログラムを実施しております。

ブラッシングサポート

当たり前のことですが、むし歯や歯周病から歯を守るには普段の歯ブラシ(セルフケアー・プラークコントロール)が最も重要です。
年齢、歯並び、歯の修復状況などにより歯ブラシの種類・磨き方は変えなければなりません、つまり患者様ひとりひとりプラークコントロールの仕方は異なってくるのです。
ご自身に合ったプラークコントロール(パーソナルケアー)をサポートいたします。

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

PMTCというのは、歯科医や専門の歯科衛生士などが行うお口の清掃プログラムのことです。
これにより歯磨きなどでは取れにくい、悪い細菌の塊(バイオフィルム)を徹底的に落とします。
歯や歯肉の清掃を専門の器具を使って丁寧に行いますから、予防効果が高いだけでなく、とても気持ちがいいものです。
痛みなどはまったくありません。

スケーリング

スケーリングとはスケーラー(あるいは超音波スケーラー)と呼ばれる金具を使って、歯肉縁上および歯肉縁下の歯面からプラーク(歯垢)、付着物、および歯石を除去することをいいます。

ルートプレーニング

ルートプレーニングとは、スケーリング終了後に、歯根表面の歯垢によって汚染・軟化したセメント質や象牙質を除去し歯根面を硬く滑沢な面に仕上げることをいいます。

ルート(歯根部)をプレーニング(平らに)することはとても重要であり、これがでこぼこのままだと歯根部のむし歯の原因になります。

シーラント法

奥歯の溝のところにできるむし歯は、生え始めから2~3年以内にできやすいものです。特に6歳臼歯はむし歯になってしまうことが多いのです。シーラントとは、奥歯の溝を、むし歯になる前にフッ素を放出するお薬で埋めてしまう方法で、特に溝が深くて複雑な6歳臼歯に効果的です。
歯を一切削らないので、痛みも無く安全に行うことが出来ます。

フッ素法

最も一般的に知られたむし歯予防方法です。フッ素には再石灰化を助け歯の質を強くし、さらにプラーク中の細菌がつくる酸を抑えむし歯になりにくくするという働きがあります。
当院では0.4%フッ化第一スズ、0.2%フッ化ナトリウム、2%フッ化ナトリウムなどのお薬を用いて、むし歯の予防処置を行っております。

以上のプログラムを患者様の状況に応じて使用し、徹底的な予防管理を実施しております。

予防歯科リーフレット

医院内で予防歯科のリーフレットをお配りしています。
※画面をクリックするとPDFが開きます。

1.予防歯科って何?

2.8020運動

3.8020運動
達成した方とそうでない方

4.歯を残せる可能性が高い方は?

5.予防型と治療型

6.定期的にメンテナンス

これから予防メンテナンスをしようという方へ

予防メンテナンスは歯医者さんを「歯が痛くなたら削って治すところ」という痛くて辛いイメージだった私を「お口の中を気持ちよくして自分の歯を守るところ」という場所に変えてくれました。
歯医者さんが痛くて怖かった人や、私のように自分の歯が無くなっていく事に不安がある人にはオススメです。